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チームを動かすための管理職塾③~投資育成ビジネススクール

2014年07月08日

 大阪投資育成 at 18:55 | ビジネススクール
投資育成ビジネススクール
チームを動かすための管理職塾」の第3回目の講義がありました。

テーマ :「マネジメントスキル」基礎編
開催日時:平成26年7月8日(火)10:00~17:00
講師  :小森康充先生
(小森コンサルティングオフィス代表 元P&Gアジアパシフィック最優秀マネージャー)

(このスクールでは各回のテーマである「コミュニケーションスキル」・「マネジメントスキル」・「リーダーシップスキル」を徹底的に実践で鍛えるため、研修時に前回の実践内容について受講生が実践結果を発表いたします。)

~講義の一部ご紹介~
<前回復習・ワンポイントアドバイス>
相手に心の窓を開いてもらうために用いるテクニック、テキストには「(心地よい)質問」を最初に書いていない。質問はリスクがあるので注意。こちらがよかれと思っても、相手にとって心地よいとは限らない。誘導(リード)からコミュニケーションをスタートし、(心地よい)質問を見極めていく。

<組織管理のマネジメント5つのstep>
step1.会社・部門・チームの目標と戦略を決定し、部下全員に伝達する
step2.目標達成のチーム作り~組織の明確な役割分担を行う
step3.途中経過のレビュー~上司、部下で進捗をシェアする
step4.報奨システム~会議で褒める、表彰状etc
step5.メンバーのコミットメントを引き上げる~どんな事があってもやり遂げる

step1.について、OGSMを用いて目標設定を行う
O・・・Objectives(目的・言葉)
G・・・Goals(目標・数字)
S・・・Strategies(戦略・言葉)
M・・・Measures(戦略の測定方法)
社長(会社)、部門責任者(営業本部長など)、支店長、課長などがそれぞれの役割に応じてOGSMを用いて目標設定を行う。ただし、社長(会社)の戦略(S)を実行することが部門責任者(営業本部長など)の目的(O)となり、営業本部長のSは支店長のOに、支店長のSが課長のOとなる。上司の戦略が自身の目標になり、組織全体の目標に一貫性を持たせることが大事。

step2~step5についても事例を交えながら詳しく説明いただきました。

<コミュニケーションスキル 実践例>
部下が顧客とトラブルになった。原因は顧客の要望に対して確認を行わずに「出来る」という旨の回答を行ったことにある。(顧客が求めるスペックを自社製品が満たしていないのに、満たしている旨の回答を行った。)自社で検証したが、やはり要求スペックを満たさなかったので、顧客へ謝罪に行った。その際、満たさない部分(顧客にとって都合が悪い部分)は小声で説明し、問題とならない部分(他社の競合製品よりは自社製品が優れている点)とメリハリをつけて説明したところ、顧客の理解を得られて契約はまとまった。これまでの経験則では「顧客に怒られて終わり」であったので、対応力はあがったと思う。

小森先生、来月もよろしくお願いいたします!

チームを動かすための管理職塾③~投資育成ビジネススクール


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